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研究会5
日 時  8月1日(火)13:00−17:00
場 所  名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー 4階セミナー室
出席者 23名
議事
1.ご講演を下記の2名の方に行なっていただいた。
「電力用機器の外部絶縁診断技術」 
大久保仁教授(名古屋大学)
「回転機械の健康診断技術(振動による異常診断技術)」
藤澤二三夫アドバイザー(科学技術振興事業団)
ご講演内容について委員の方からは専門的なご質問、ご意見をいただいた。
2.その他
(1)機械学会全国大会併催の国際シンポジウムについて河村委員から案内があった。
(2)名簿の修正および研究会案内ビラ配付について川合幹事から説明を行なった。
次回予定:2000年10月

●講演内容の概略
【講演1】
講演テーマ:「電力用機器の外部絶縁診断技術」
講演者:名古屋大学 大久保仁教授
講演内容:
電力用機器の外部絶縁診断技術について、電力システムおよびその診断技術の重 要性についての説明に続き、以下の内容について講演いただいた。
(1)部分放電 測定によるGIS絶縁診断絶縁破壊が起こる前段階(部分放電状態)で異常が起 こるかどうかの判断をしたい。部分放電もns単位で見るといろいろな現象が生 じているが、診断にはリーダー放電を検知することが重要である。
(2)ノイズ低 減とEMC技術実機において診断をするためには、計測用のセンサーおよび信号 処理技術の開発が欠かせない。特に、S/N比の向上やEMC/EMI対策が重 要となる。
(3)機器保守管理の実例GIS装置中の油中ガス分析が、異常診断や 劣化診断には有効である。現時点で、分析結果に基づいて異常を判定するチャー トができている。
(4)今後の技術動向部分放電等の物理メカニズムの解明が非常 に重要である。また、一貫した機器診断の管理、機器の製作から管理運用までの トータルメリット・トータル経済性、電力システム全体としての協調、ITを利 用したデータベース管理が今後の課題である。
【講演2】
講演テーマ:「回転機械の健康診断技術(振動による異常診断技術)」
講演者:科学技術振興事業団 藤澤二三夫アドバイザー
講演内容:
回転体、特に発電用タービンの異常を振動データに基づいて診断する手法につい て講演いただいた。発電プラントの設置および経済的な観点から発電機・タービ ンは大容量化している。これに伴って、不釣り合い感度の増加、固有振動数の低 下が生じるので、機器の信頼性向上や予防保全のために、診断技術は欠かせない。 異常の判別法としては、振動基準(固定規範、プレイバック規範、モデル規範)、 振動データ基準(振幅、振幅変化率、周波数成分等)による方法が用いられてき た。現象判別法としては、デシジョンツリーやデシジョンテーブルを利用して、 オイルホイップ、ガタ、クラック等を検出する手法が用いられている。また、要 因判別法や位置標定法、診断システムの事例についても紹介した。
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