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研究会4
日 時 4月27日(木)13:00−17:00
場 所 神戸大学(瀧川記念学術交流会館) 2階大会議室
出席者 23名
議事
1.ご講演を下記の3名の方に行なっていただいた。
「音響センサを用いた知的音響応用計測」
 田中正吾教授(山口大学)
「知的システムによる設備診断−ニューラルネット、遺伝アルゴリズムによるアプローチ−」    
小谷学委員(神戸大学)
「ウェーブレットを応用した異音診断システム」
大橋一夫委員(三菱電機エンジニアリング )
ご講演内容について委員の方からは専門的なご質問、ご意見をいただいた。
2.その他
(1)D&D2000におけるOS15の状況について堀主査から報告があった。
(2)無料のグループウェアサービスを利用して研究会の情報をやり取りする件について川合幹事が説明を行ない了承を得た。
(3)異常検知に関するデータベースを作る件について協力をお願いした。
(4)機械学会全国大会併催の国際シンポジウムについて神戸大学の岩壺教授から報告があった。
(5)岩壺研究室の見学を行なった。
次回予定:2000年8月

●講演内容の概略
【講演1】
講演テーマ:「音響センサを用いた知的音響応用計測」
講演者:山口大学 田中正吾教授
講演内容:
(1)掘削機前方の異常物体の推定、(2)溶鉱炉内壁の異常検知、(3)音波を用いた管の長さ測定および(4)生体活動無拘束・無侵襲自動計測システムについて講演した。
(1)については、提案した反射波受波時刻の高精度計測法と合わせてスネルの法則を活用することにより、対象物の大きさ、形状、位置を精度よく測定することができた。
(2)については、外壁から入力した超音波の反射波(各境界で反射したものの重ね合わせ)をモデル波形と比較することにより、精度よく損傷の度合いを推定することができた。
(3)については、打撃によって管内に生じる定在波の周波数等をカルマンフィルタを用いて推定することにより、管長を高精度に測定することができた。この手法は、湾曲管や分岐菅に対しても適用可能である。
(4)については、医療用ひずみゲージ等を用いて人間の脈拍や呼吸回数を無拘束・無侵襲で測定する手法を開発できた。
【講演2】
講演テーマ:「知的システムによる設備診断−ニューラルネット、遺伝アルゴリズムによるアプローチ−」
講演者:神戸大学 小谷学委員
講演内容:  
観測データから所望の物理量を得るという計測における逆問題の解法として,予め数式モデルを仮定することなくNN,GA等を用いた知的な方法について講演した。
コンプレッサーのバルブ部の診断では、1つのマイクからの音響データで、複数台のコンプレッサーの異常をNN(特徴抽出ネットワークと異常識別ネットワークを併用)で検出した。
配管からのガスの漏洩についても音響データを用いて、暗騒音が高い場合にも検出できた。また、新しいデータ解析手法として独立成分分析による診断方法についても紹介した。
【講演3】 講演テーマ:「ウェーブレットを応用した異音診断システム」
講演者:三菱電機エンジニアリング 大橋一夫委員
講演内容:
最初にウェーブレット解析の入門について川合幹事から説明を行なった後に、コンピュータを用いて、エンジンバルブのタペットクリアランス異常検知システム、コンクリート鉄板の剥離診断システムおよび軸受診断システムについて講演ならびにデモを行なった。それぞれの対象に対してウェーブレット解析を基にした時間周波数解析によって、異常の程度をグラフィカルに表現し、診断することができた。
●その他1
研究会では、下記のページで掲示板を運営しております。今回の研究会での内容等につきましてご質問やご意見のある方は掲示板を御利用ください。また、委員のみなさまの研究会に対するご希望やご意見がありましたら、直接、主査、幹事宛にメールをいただくか、掲示板に書き込みをしていただきますようにお願い申し上げます。
研究会ホームページ:http://QEDM.yasuda.nuem.nagoya-u.ac.jp/ 掲示板のページ:http://QEDM.yasuda.nuem.nagoya-u.ac.jp/cgi-bin/minibbs.cgi
●その他2
無料のグループウェアサービスに委員のみなさまのメールアドレスを登録したいと思います。幹事が一括して登録しますが、登録後に、登録者へは確認のメールが自動的に配信されます。もしこのサービスを利用することが適切でないと判断される場合には、確認メールを受け取った時点で登録しないように設定することも可能です。研究会としては、このサービスを委員のみなさまの意見交換の場(メーリングリスト、掲示板、各種の予定表)としてご利用いただければと考えております。このサービスの詳細は下記のホームページでご確認ください。
ホームページアドレス:http://www.egroups.co.jp/
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