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研究会17
日時 7月23日(水)14:00−17:00
場所 名古屋大学工学部2号館北館4階 機械系会議室(424室)
出席者 17名
議事
1.講演
ご講演を下記の2名の方に行なっていただいた。
「表面温度分布の時系列赤外線サーモグラフィ計測に基づく非破壊検査法」
阪上隆英助教授(大阪大学)
「スマート柔軟片持ち梁の自己調整問題と応用例」
奥川雅之講師(岐阜高専)
ご講演内容について委員の方からは専門的なご質問、ご意見をいただいた。
2.その他
第2回評価/診断に関するシンポジウムの進捗状況報告
次回予定:2003年10月

●講演内容の概略
【講演1】
講演テーマ:
「表面温度分布の時系列赤外線サーモグラフィ計測に基づく非破壊検査法」
講演者:阪上隆英助教授(大阪大学)
講演内容:
赤外線加熱を行った試験体の温度を赤外線サーモグラフィによって計測し、得られた温度分布の時間変化から試験体内部に存在する欠陥を検知する手法について説明を行った。
1.パルス加熱赤外線サーモグラフィ法では、パルス状の負荷を試験体に与えた直後短時間のうちに起こる過渡現象を測定することによって試験体内部の欠陥を検出する。温度分布をフーリエ級数で展開したときの1次の係数(Δa1)によって欠陥同定が可能であることを示した。また、自動車車体の腐食検査への適用例について示した。
2. ロックイン赤外線サーモグラフィ法では、試験体に矩形状の負荷(周期:10分から60分)を与えた時の温度分布から欠陥を検知する。コンクリート内部の剥離検知に適用した例を示し、本手法によって剥離の深さも同定できることを示した。
【講演2】
講演テーマ:「スマート柔軟片持ち梁の自己調整問題と応用例」
講演者:奥川雅之講師(岐阜高専)
講演内容:
スマート構造物・材料についての研究背景、目的について説明があった後に、スマート柔軟片持ち梁、セルフセンシングアクチュエーション、動的補償器によるセルフセンシングアクチュエーション、自己調整法およびボルト締結体の緩み検知への適用についてのご講演があった。
1.セルフセンシングアクチュエーションについては従来法の問題点について概説した後に、動的補償器を用いた改善法について説明があった。
2.自己調整法については、状態変化のモニタリング(部分空間同定法)と変化への対応(制御器の更新)を組み合わせることにより、構造物が自分自身で適応可能なシステムを提案した。
3.ボルト締結体の緩み検知については、ボルトをスマートワッシャとともに固定し、緩みによってワッシャーの固有振動数が低減することを利用して検知する手法を提案し、実験によって確認したこととの説明があった。
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