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研究会15
日時 1月27日(月)14:00−17:00
場所 ?デンソー 安城製作所
出席者 24名
議事
1.講演
ご講演を下記の2名の方に行なっていただいた。
「階層的故障分類法による故障診断技術情報の体系化とウェブ構想」
萩原正弥助教授(名古屋工業大学生産システム工学科)
「デンソーにおける検査、診断技術について」
横山良雄氏( (株)デンソー 生産技術部)
ご講演内容について委員の方からは専門的なご質問、ご意見をいただいた。
2.その他
第1回評価/診断に関するシンポジウムの報告
2003年度第1回研究会(案)について
新世紀のメンテナンス技術シンポジウム?の案内
3.工場見学
?デンソーの生産ラインを見学した
次回予定:2003年5月

●講演内容の概略
【講演1】
講演テーマ:「階層的故障分類法による故障診断技術情報の体系化とウェブ構想」
講演者:萩原正弥助教授(名古屋工業大学生産システム工学科)
講演内容:
従来のメンテナンスシステムの問題点を整理し、IT時代にふさわしいメンテナンスシステムについて、特に以下の点についてご講演いただいた。
1.階層的故障分類法に基づいて、故障の原因、故障モード、故障の影響を1組としてまとめ、これを下位のレベルから上位のレベルへとつなぐ。
2.故障レベルとしては、社会、工場、設備、ユニット、アセンブリ、部品に加え、ストレスや共通原因も加える。それぞれのレベルに対して、人、生産システム、設備等のアイテムおよび生命の維持、良品の生産、設計時に規定された機能等の要求機能を割り当てる。また、それぞれのレベルに対して、故障の意味も定義する。
3.故障の記述は、上記の各故障レベル間に存在する関係を矢印で示すことによって表現する。
4.さまざまな分野の専門家が、それぞれが理解できる内容を上記の故障モードに基づいて記述し、ウェブ上で登録する。各故障モードの関係をつなぐことにより、全体として非常に利用しやすく、巨大な故障診断システムを構築することができる。
【講演2】
講演テーマ:「デンソーにおける検査、診断技術について」
講演者:横山良雄氏( (株)デンソー 生産技術部)
講演内容:
ロボット診断モニタの開発と故障予知技術の確立および画像処理による生産工程の高度化についてご講演いただいた。
1.ロボットに用いられているDCモータのブラシ磨耗による異常をモニターし予知する技術を開発した。
ブラシの磨耗は、絶縁抵抗の低下と相関が高く、絶縁抵抗値をモータの漏れ電流値として計測するシステムを開発した。開発したシステムを工場内のロボットに導入し、管理コンピュータで一括管理するとともに、Web形式で提示した。本システムにより、保全費および消耗品代を大幅に低減させることに成功した。
2.画像処理による検査システムを生産ラインに導入することにより、生産工程を高度化した事例を報告した。
・セラミック部品の外観検査を、FFTを用いた1次検査(欠陥の有無)と通常の画像処理による2次検査(欠陥の程度や種類の判別)に分けることにより、検査工程の高速化をはかることができた。
・ 通常の生産ライン(遮光されていないライン)に画像検査システムを導入するにあたり、照明の強さに追従して画像処理を行うシステムを開発した。
・ディーゼルエンジンのノズル加工において、高精度にノズルテーパー部の加工精度を検査する画像検査システムを開発した。
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