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研究会12
日 時 5月21日(火)13:30−17:00
場 所 神戸製鋼所神戸総合技術研究所
   4号館大会議室
出席者 19名
議事
1.講演
ご講演を下記の3名の方に行なっていただいた。
「線形予測係数とニューラルネットワークによる機械の検査とモニタリングについて」
竹田 博委員(三井造船株式会社)
「振動法による非接触板張力計測技術」
上田宏樹氏( 神戸製鋼所 機械研究所)
「橋梁ケーブルの異音と張力診断」
宇津野秀夫氏( 神戸製鋼所 機械研究所)
ご講演内容について委員の方からは専門的なご質問、ご意見をいただいた。
2.神戸製鋼所神戸総合技術研究所見学
次回予定:2002年7月

●講演内容の概略
【講演1】
講演テーマ:「線形予測係数とニューラルネットワークによる機械の検査とモニタリングについて」
講演者:竹田 博委員(三井造船株式会社)
講演内容:
1.NNを用いた診断技術(音響診断、センサーフュージョン、画像認識)についての取組についての説明に続き、\n五感を用いた検査の自動化(自動車エンジン音認識システム、ゴルフクラブの検査システム)についてのビデオ紹介があった。
2.音響データの解析について、振幅、周波数、ソナグラムの各手法の概要と適用性について説明があった。三井造船で取り組んでいるMEMを用いたソナグラム解析について報告があった。特に、MEMによる線形予測係数の特徴およびNNの特徴と応用分野の紹介があった。
3.適用例として、官能検査(製品検査、設備診断)や自動車エンジンの擬音認識・検査、ゴルフクラブの製品検査事例の紹介があった。
【講演2】
講演テーマ:「振動法による非接触板張力計測技術」
講演者:上田宏樹氏( 神戸製鋼所 機械研究所)
講演内容:
1.板張力計測が必要となっている背景および提案した手法と従来手法の比較を行った。
2.振動法による計測の原理について説明があった。板材の振動特性(計測位置により固有振動数が異なる)に基づき、張力と歪の状態を対応付け、固有振動数解析によって張力を推定する。張力が幅方向に対称な場合は弦の場合と同じになるが、非対称の場合には駆動側と作業側で2つのピークが現れる。
【講演3】
講演テーマ:「橋梁ケーブルの異音と張力診断」
講演者:宇津野秀夫氏( 神戸製鋼所 機械研究所)
講演内容:
1.架設ケーブルで衝突異音が発生する理由について説明があった。衝突によるインパルスが曲げ波として伝播する。伝播の速度が周波数に依存するために、離れた位置では独特な異音となる。
2.ケーブルの張力同定について従来法(ロードセルを用いた方法、振動法)と提案の手法(EIと張力の同時同定)についての説明があった。固有振動数を求める基礎式においてexpの項をゼロとした近似式を用い、打撃試験から求めた固有振動数とモード次数からEIと張力を求めた。
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