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研究会10
日 時 10月17日(水)13:30−19:25
場 所 (株)東芝 横浜事業所 厚生棟 2F プレゼンテーション室
出席者 20名
議事
1.見学
以下の内容について見学を行った。
監視診断コーナー
レーザ超音波顕微鏡、画像処理技術による検査、超音波式振動計による軸受摩耗診断装置、レーザピーニング、水中ロボット
2.講演
ご講演を下記の3名の方に行なっていただいた。
「プラント設備に於ける遠隔診断の現状」
佐藤信義様(旭エンジニアリング?)
「状態監視保全の原子力プラントへの適用」
副題1 「機器カルテ管理システムの適用」
園田幸夫(?東芝)
副題2 「超音波式振動計を用いた縦型ポンプの軸受劣化診断装置の開発」
渡部幸夫委員(?東芝)
ご講演内容について委員の方からは専門的なご質問、ご意見をいただいた。
3.懇親会
次回予定:2002年1月18日

●講演内容の概略
【講演1】
講演テーマ:「プラント設備に於ける遠隔診断の現状」
講演者:佐藤信義様(旭エンジニアリング?)
講演内容:
旭エンジニアリングにおける設備診断技術の変遷(改善)について講演した。
1.転がり軸受の診断についてはDN値を指標にし、変化点を基準にして評価したところうまくまとまった。
2.保全情報管理システムを構築した(設備保全システムから資産最適運用管理へ移行)。
3.プラントをe−メンテセンターにおいて遠隔診断を行っている(デモを実行)。
4.24時間診断、世界展開を目指して、エキスパートシステムを利用した自動診断システムを構築した。現在は、人間が介した問診を行っているが、将来は問診データの自動収集、ユーザーに解析ソフトをダウンロードしての解析へと移行したい。
5.グローバル診断技術の現状と将来展望について説明した。
人間の五感、人間による問題把握による診断技術が音響や赤外線等を用いた自動診断へと変わる。長いレンジでの傾向管理が重要である。
個別の診断技術は、より局部的/詳細なものへと発展する。
6.屋外貯蔵タンクの腐食診断の事例を紹介した。
【講演2】
講演テーマ:「状態監視保全の原子力プラントへの適用」
副題1:「機器カルテ管理システムの適用」
講演者:園田幸夫様(?東芝)
講演内容:
機器カルテ管理システム開発の背景と概要について講演した。
1.経済性を向上させるために、設備の利用率(トラブルの削減、定期検査の短縮)向上が必要。現状は時間計画保全であるが、将来はパトロールの高度化 による状態監視保全によって達成したい。
2.状態監視保全に、適用対象の絞込み(定検工程の短縮、保守コストの削減\n[周期延長、機器カルテ管理])や実現可能性を検討して取組んだ。カルテ管理では、各種の情報(点検記録、運転記録、運転情報、状態監視)に基づいて、点検履歴/運転履歴/機器の状態を評価し、カルテとして管理して点検推奨の機器を算定する。
3.カルテ管理システムの適用例を紹介した。
副題2:「超音波式振動計を用いた縦型ポンプの軸受劣化診断装置の開発」
講演者:渡部幸夫委員(?東芝)
講演内容:
縦型ポンプの軸振動計測用に超音波式振動計を開発した。原理および適用例について講演した。振動計は、ポンプケーシングの外部から超音波を出し、軸によって\n反射してきたエコー波との時間差によって軸振動の振幅を計測する。本計測器の好適な適用例としてサンプポンプを取り上げて摩耗診断への適用性を検証した。摩耗量から予測される軸振動の増加値と実際の計測値は良い一致を見た。実機適用中である。
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