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研究会9
日時:2007年1月30日(火)13:00−17:15
場所:東京工業大学
出席者:19名
議事
1.研究室見学
以下の研究室見学を行った。
・轟研究室(痛覚を感じる知的構造,知的複合材料,統計手法設計や構造診断)
・黛・水谷研究室(原子力発電設備,応力腐食割れ,非破壊検査,超音波探傷,AE)
・大熊・梶原研究室(ボルト緩み検知センサ,スマート構造,動特性の実験的同定,最適化)
2.講演
講演を下記の2名の方に行っていただいた。
「連続ウェーブレット変換を用いた超音波欠陥サイジング手法の高度化」 東京工業大学 水谷義弘
「ボルト緩み検知用薄板形センサの開発」 東京工業大学 中原健志
ご講演内容について委員の方からは専門的なご質問、ご意見をいただいた。
3.質疑応答、その他

●講演内容の概略
【講演1】
講演テーマ:「連続ウェーブレット変換を用いた超音波欠陥サイジング手法の高度化」
講演者:水谷義弘氏(東工大)
講演内容:
1.連続ウェーブレット変換を用いた超音波サイジング手法について以下の講演をいただいた。
高精度サイジング手法であるTOFD法を厚肉のステンレス鋼に適用するため,信号処理を用いて課題の解決を試みた
(1) 受信信号をウェーブレット変換することでノイズを低減でき,厚肉の材料にもTOFD法を適用できることを示した.
(2) 周波数成分の情報からラテラル波と欠陥先端回折波の判別ができることを示した.
(3) ウェーブレット係数のピーク到達時間を用いて検査員によらないサイジングができることを示した.
2.高度化とパルス圧縮技術を用いた超音波サイジング手法の高度化について以下の講演をいただいた。
(1)4探触子TOFD法により欠陥位置と高さを同時に測定する試みを行った.
(2)スパイクパルスを用いて測定を行った結果,場合によっては欠陥位置の測定誤差が大きくなることが判明した.
(3)4探触子TOFD法にパルス圧縮を適用することで,信号のSN比を改善でき,測定精度が向上することを示した.
3.アコースティック・エミッション試験(AT)に関わる研究について研究動向を含め、ご講演いただいた。
【講演2】
講演テーマ:「ボルト緩み検知用薄板形センサの開発」
講演者:中原健志氏(東工大)
講演内容:
ボルト緩みを検知するために開発してきたセンサーについて以下の講演をいただいた。
1. ボルト緩み検知用薄板形センサ
・モード連成(平板の振動により原点に作用する反力、変位加振による平板のモードへの入力、モード連成を生じない条件、連成を生じないモード)について数値シミュレーション結果も踏まえて説明があった。
・上記の考察を踏まえた薄板形センサの提案があった。
2. 薄板形センサの有効性の検証結果について報告があった。
3. センサの初期緩み感度を向上する手法について説明があった。
4. センサの小型化に関して説明があった。
5. 発振回路を用いたセンサの固有振動数同定手法について説明があった。
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