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研究会1
日時:2004年6月2日(水) 13:30−17:00
場所:三菱重工業(株)工作機械事業部(栗東本工場)
出席者:16名
議事
1.工場見学\n工作機械の製造ライン、エンジンバルブの製造ライン等の見学
2.講演
ご講演を下記の2名の方に行なっていただいた。
「工作機械のリモート診断と稼働率モニター」
三菱重工業株式会社 工作機械事業部 技術部
電子制御設計課 主任 法山敬一氏
「工作機械の知能化」
元京都大学教授 垣野 義昭氏
ご講演内容について委員の方からは専門的なご質問、ご意見をいただいた。
3.質疑応答、その他
・診断メンテナンス技術に関する研究会の体制、今後の方針を説明した。
主査:川合忠雄(名古屋大学)、幹事:渡部幸夫(東芝)
・8月の合同研究会の状況報告
・第3回評価・診断に関するシンポジウムについての準備状況の報告
●講演内容の概略
【講演1】
講演テーマ:「工作機械のリモート診断と稼働率モニター」
講演者:法山敬一氏(三菱重工)
講演内容:
リモート診断システムおよびリモート監視システムについて以下の講演をいただいた。
1.リモート診断システム
(a)接続の方法
・PHSモデムによる直接接続(セキュアだが情報量が少ない)とLANによる接続(高速だが基盤整備が必要)の長所短所について
(b)シーケンサの診断(ラダー回路、ロギングモニターが可能)
(c)ポイントとしては、正確の情報の取得、リアルタイム性、遠隔操作、専門家による診断、セキュリティの確保が重要にな。
2.リモート監視
(a)導入効果
・ライン情報表示、生産実績の集計、予防保全、ダウンタイムの短縮、稼働率の向上がはかれる。
(b)予防保全の強化
・定期点検、きめ細かな管理、点検リストの作成が可能
(c)ラインの無駄、生産のムラの発見
(d)チョコ停の撲滅、WEB接続による遠隔監視
(e)ポイントとしては、遠隔監視、実績収集、生産支援、予防保全、故障診断が可能となる
3.導入事例
・自動車部品の加工ライン
・ネットワークによる監視システム

【講演2】
講演テーマ:「工作機械の知能化」
講演者:垣野 義昭氏 (元京都大学)
講演内容:
従来のNC加工システム、知能化手法についてコンセプトと課題について説明があった後に、提案する知能化工作機械について以下の説明があった。
(1)基本コンセプト(加工段階における制御の知能化)に加え、拡張コンセプト(工程設計、作業設計も含めたトータルな知能化)を目指す。
(2)拡張コンセプトでは、工程設計と作業設計の処理システムを構築し、知能化固定サイクルの概念を導入した。エンドミル加工を対象として、要素的な加工フィーチャを選び、固定サイクルを対応付けた。さらに、切削抵抗が一定となる送り速度制御アルゴリズムを構築した。
(3)内部センサーを利用したモニタリングを行い、工具の摩耗等の状態の推定や加工能率の向上を図った。
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